○議長(二條孝夫君)
平林英市議員。
◆10番(
平林英市君)
カミキリムシ、囲って殺虫剤をまくということで、それは殺したことになると思うんですけれども、今言ったように、ほかから入ってきているということになりますけれども、私、この薫蒸した木材というのはそのまま置くのか、それでしかも薫蒸はどのぐらいの期間を置くのか、それでその農薬についても非常にダイオキシンが含まれているという危険性があるということを言われていますけれども、それは一定の期間でなくなっていくのか、その辺のところをお答えください。
○議長(二條孝夫君)
農林水産課長。
◎
農林水産課長(
降籏貴紀君) 御質問にお答えいたします。 まず、
薫蒸処理の仕方でございますが、いわゆる通常処理と言われるものにつきましては、その場で薫蒸をしてその場でシートをかぶせると。これについては、薫蒸から約2週間で薬剤により松くい虫は死滅するとされております。 もう一つ、特殊伐採というものがございます。こちらは松くいにやられた木を伐倒して、運び出して
チップ化するという処理をしてございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
平林英市議員。
◆10番(
平林英市君) すると、2週間ほど薫蒸して
カミキリムシを殺して、そして開けるということですが、その後の入れた殺虫剤は、危険性はないのか。そしてその処理としてどこへ持っていって、どういうふうに処理しているのか、お聞きします。
○議長(二條孝夫君)
農林水産課長。
◎
農林水産課長(
降籏貴紀君) 御質問にお答えをいたします。 この薫蒸の薬剤でございますが、
土壌汚染等があるという報告は今のところ受けてございません。それと、
チップ化の処理でございますが、市内にありますそういった加工のできる施設へ運び入れて
チップ化をしているという状況でございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 次に、款7商工費について御質疑はありませんか。180ページから201ページまでです。
平林英市議員。
◆10番(
平林英市君) 商工費ですけれども、款7ということで、3つほどお願いします。 いわゆる
成果説明書類によりますけれども、109ページです。
中小企業の
支援事業、これは、非常に前年度に比べて決算額が少なくなっています。そして、予算に対しても
大分決算額が低いということです。その一方では不用額が増えていると。これ、どういうふうに理解したらいいのか、お答え願います。
○議長(二條孝夫君)
商工労政課長。
◎
商工労政課長(
栗林幸夫君) 御質問にお答えいたします。
中小企業支援事業の予算の、前年度に比べて減額していると、実績として少なくなっているという内容でございますけれども、こちらにつきましては、令和2年度、特に
新型コロナウイルス感染症対策特別資金等の関係で、非常に多くの融資をしたわけですけれども、そちらに関わる保証料でありますとか、
利子補給でありますとか、そういった部分が多かったということで、令和3年度につきましてはそうした
特別資金の関係、大分落ち着いたということで、件数にしまして半数以下になっておりますので、そうしたことが主な理由となっております。 以上であります。
○議長(二條孝夫君)
平林英市議員。
◆10番(
平林英市君) すみません。そうするとこの決算額でいきますと、令和5年度に対する予算額というのは非常に少なくなってくる心配があるんですけれども、そういう心配がないのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 それから、すみません、続けて聞くのを忘れてしまいました。
工場等誘致振興条例です。これは118ページです。どこの企業へどれだけ出しているのか、そういうことを知りたいと思います。それをお答えください。 それから、もう一個は124ページです。
山岳観光推進事業ですね。これは、今この写真に出ていますように、水俣川のつり橋の修繕とありますけれども、これは、昔は
伊藤新道でずっと使っていたんですよね。それで
伊藤新道は、実際に今は上まで行っていない状況なんですけれども、今後このつり橋をかけて
伊藤新道を復活するという、そういう見込みがあってやっている事業なのか、お答え願いたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
商工労政課長。
◎
商工労政課長(
栗林幸夫君) 質問にお答えいたします。 予算の関係でありますけれども、令和4年度、令和5年度ということでよろしかったでしょうか、対象。
中小企業支援事業の関係の予算につきましては、令和4年度、今始まっておりますけれども、令和3年度と比較しまして、やはり引き続き
中小企業の皆様への融資が続いておりますけれども、先ほど申し上げましたとおり令和2年度は非常に多かったわけですけれども、令和3年度落ち着いた状況ということで、引き続き令和4年度も同じような状況とはなっております。 しかしながら、新型コロナ長引いております。加えて、原油価格の高騰等によりまして
中小企業の
経営状況も引き続き苦しい状況が続いておりますので、
制度融資資金の申込み状況につきましては今後増えてくる可能性もございますので、現予算の中では、今のところ
補正予算ということは考えておりませんけれども、保証料の関係でありますとか、
利子補給の関係について予算が不足してくる状況がありましたら、また議会のほうに
補正予算等をお願いしたいというふうに考えているところであります。 もう一点でありますけれども、
工場等誘致振興条例に基づく企業への助成の関係でございますけれども、令和3年度の助成金額ではありますけれども、3億1,600万円余ということでございまして、この内訳でございますけれども、助成の内訳につきましては、
新設企業1社でありますけれども、こちらは
みすずコーポレーションでありますけれども、3億円。それから増設ということで、
株式会社アサヒコに対しまして570万円ほど。それからそれぞれ既に増設等をした企業でありますけれども、そちらの
固定資産税相当分ということで、
ラインハルト株式会社、それから
アルプスウォーター株式会社に約1,000万円ほどの支給となっております。 以上であります。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。
観光課長。
◎
観光課長(
志賀一夫君) 私からは、
伊藤新道に関する御質問にお答えをさせていただきます。 令和3年度に実施しました
ミナマタ川(同日、水俣川の訂正あり)つり橋の修繕につきましては、本年度、令和4年度におきまして、
高瀬渓谷それから裏銀座、いわゆる裏銀座というエリアにおきまして
勉強会等を開催しているところでございます。その中で、特にこの
伊藤新道の復活につきましては、経営者のほうでも
伊藤新道の復活に向けて現在取り組んでいるということで、行政としましても
高瀬渓谷全体の、裏銀座全体の
登山道整備というような中に位置づけまして実施をしているところでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
平林英市議員。
◆10番(
平林英市君) 今、
ミナマタ川と言われたと思うんだけれども、
ミズマタ川だと私は思いますけれども。 〔発言する者あり〕
◆10番(
平林英市君)
ミズマタ川ですよね。その水俣川に昔、かつては
伊藤新道、つり橋がかかっていたんですよ。私も行ったことがあるんですけれども、今、ずたずたなんですね、上が。そういう中で、やっぱり系統的に予算を組んでいかないと本当にそこだけやったって上のほうが駄目ならどうにもならんですよ。特に
裏銀座コースでは、あそこが一番近いコースなんです。 そういう点でもこれから、やっぱりそこを精査して、きちっとやっていくべきだというふうに思いますがどうでしょうか。それが1つ目。 それから、先ほどの
企業誘致振興条例ですが、
サントリーはまだ入っていないということだと思います。
みすずコーポレーションに3億円。あと、アサヒコに570万円というような数字が出ていますけれども、私どもは現場を見てきましたけれども、本当に人が少ない工場です。
新規常用雇用者が11人ということになっています。これは本当にこういう、3億円を出していって、市がずっとこういう資金を出していかなきゃいけないというような状況の中で、そうしたら一体いつペイできるのかというような不安があります。そういう点ではやはり
条例改正というのは考えていく必要があると思うんですが、その辺のところ、基本的なことをお答え願いたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
商工労政課長。
◎
商工労政課長(
栗林幸夫君) 御質問にお答えいたします。
企業誘致の関係でありますけれども、まず
サントリーさんの関係につきましては、8月上旬ですか、情報が新聞等で発信をされたところでありますけれども、担当といたしましても、直接
サントリーさんからの増設に関する詳しい話は聞いておりませんので、新聞等で報道されている範疇ということであります。 また、こうした大きな企業が、製造業が誘致されても雇用が伴わないということでありますけれども、やはり近年の優れた機械化ということで整備されておりますので、実際に機械を点検する人、動かす人ということで少人数の雇用にとどまっているという状況であります。 担当としましては、今後、こうした製造業も含めまして、さらに雇用につながるような、学術研究でありますとか
情報関係、そうした企業の誘致に努めてまいりたいというふうに考えているところであります。 また、条例の改正の関係でございますけれども、
企業誘致に対する条例ということで限度額につきまして、建物の新設、それから増設に関しましては3億円ということで限度を定めまして、増設を含めまして1社当たりの助成を4億円ということで
条例改正をさせていただいている経過がございます。そうした中で、今後必要となってくる部分につきましては、他の
県内自治体の状況等を見ながら、限られた市の財源、それから
コロナ禍等で
財政確保も難しいということもありますので、効果的な
企業誘致と助成の投資ということで、そちらの均衡を図ってまいりたいというふうに考えているところであります。 以上であります。
○議長(二條孝夫君)
観光課長。
◎
観光課長(
志賀一夫君) お答えいたします。 その前に、先ほど、
ミナマタ川と私、説明いたしましたが、正しくは水俣川の間違いでございましたので、おわびして訂正をさせていただきます。 それから、
伊藤新道の今後の関係でございますけれども、現在、
伊藤新道の
復活プロジェクトということで、山荘の
オーナーを中心に進めているところでございます。先ほど御答弁申し上げましたように、
高瀬渓谷、裏銀座全体の登山者の
安全確保等に向けて、行政としても何か支援をということで今回は、令和3年度におきましてはこの
水俣川つり橋の修繕を行ったところでございます。現在、その上部のつり橋につきましても、
オーナーのほうで、ご自身のほうで整備をされているところでございますので、そういった民間の取組と併せまして、行政としても支援や
山岳登山道の整備に当たってまいりたいと、そのように考えております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 他に商工費について御質疑はありませんか。
降旗達也議員。
◆4番(
降旗達也君) 決算書で191ページ、説明書だと121ページのところの2次
交通対策事業のところでちょっとお伺いしたいと思います。 前年度からの改善点のところで、「
フォトコンテストの開催や
市内小中学生全員に
パンフレットを配るなどの周知を図り、利用増に努めた」ということでありますけれども、この
パンフレットを配ったこととか
フォトコンテストをやったことで、どのぐらいの利用者が増えたのか。また、増えたことによってどれぐらいの経済効果というか、そういうものが出たのかを教えていただきたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
観光課長。
◎
観光課長(
志賀一夫君) お答えいたします。 2次交通の改善点の部分の
フォトコンテスト等の成果、それから
パンフレットの配布等による成果でございますが、実際の
利用実績から申し上げますと、総
利用人数としましては前年度を下回っている状況でございます。 こちらにつきましては、1日当たりの
運行便数を減らしたり、あと、令和2年度までは
南コース、
東コースと2コース運行していたわけでございますが、令和3年度におきましては、
東コースのみの運行ということで実施をしてまいりました。また、芸術祭のプレの期間に合わせて特別運行するなど、
利用促進に努めてきたところでございます。 実際の費用対効果の部分では、詳しくといいますか、精査はしてございませんが、今後、令和4年度以降の事業の中でもこの辺は見直しをさせて取り組んでいるところでございますので、御理解をいただければと思います。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
降旗達也議員。
◆4番(
降旗達也君) 分かりました。精査していないということでありますので、またその辺はしっかりと精査していただいて、お願いしたいと思います。 そこの、
小中学生に
パンフレットを配るという部分で
利用促進を、この2次交通でという、この意図は何だったのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
観光課長。
◎
観光課長(
志賀一夫君) お答えいたします。
小中学生への
パンフレットの配布の意図でございますが、このぐるりん号につきましては、令和3年度から
ボンネットバス、レトロなバスを運行しております。そういった貴重なバスを運行しているということで、そちらに興味を持っていただくような対象として
子どもたちを、選択をさせていただきました。また、
小中学生が実際乗る場合には保護者の方も御同行いただけるような、そういったことを想定して学校への配布ということで実施をしております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。ほかに商工費について御質疑はありませんか。
中牧盛登議員。
◆16番(
中牧盛登君) 主要な施策の
成果説明書、今、
降旗議員が質問したぐるりん号について、関連でお願いしたいと思います。121ページです。 特に
ボンネットバスなんですが、この
ボンネットバスというのは、
大町市民からどのぐらい認知されているのか、お分かりでしたらお聞きしたいと思います。 それからもう一つは、113ページの中心市街地活性化事業です。これは、事業の成果では、荷ぐるま市を開催したとか、あめ市をやったとか、そこへ補助金を出したというだけで、その成果というのがよく見えないんです。成果はどうなのか。それから、前年からの改善点はなしとなっていますが、課題は全くないのかどうか、お聞きします。
○議長(二條孝夫君)
観光課長。
◎
観光課長(
志賀一夫君) 私からは、
ボンネットバスの認知の状況についてお答えをさせていただきます。 こちらにつきましては、正確なアンケート等を実施してございませんので、実数については把握をしてございませんが、実際、先ほど御答弁申し上げましたように、市内の
小中学生、それからそれを通じた保護者等への周知ということで、ある一定の認知は図られているものと認識をしております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
商工労政課長。
◎
商工労政課長(
栗林幸夫君) 御質問にお答えいたします。 中心市街地活性化事業の関係でありますけれども、前年度からの改善点はなしということにはなっておりますけれども、こちら、中心市街地活性化事業の中の荷ぐるま市でありますとかあめ市等々のイベントを活用しながら、官民連携まちなか再生推進事業ということで中心市街地の活性化を図る目的で、そうした事業を社会実験のイベントと絡めまして行っているところでありまして、主に中心市街地の活性化については、新しい手法であります官民連携まちなか再生推進事業の中で取り組んでいくということで、中心市街地活性化事業につきましては、地元商店街組合が行う事業でありますとか、空き店舗の改修の補助でありますとか、そういったことに対しての事業ということでありますので、特に改善点はなしということで記載をしたものでございます。 以上であります。 〔発言する者あり〕
○議長(二條孝夫君)
商工労政課長。
◎
商工労政課長(
栗林幸夫君) 失礼しました。お答えいたします。 事業の補助金の成果ということでありますけれども、空き店舗の活用の関係、それから店舗改修ということでそれぞれ資料のほうには記載がございますけれども、それぞれ5件ということで御活用いただいておりますし、また、このコロナ禍にあって、商店街連合会のイベントとしてえびす講でありますとか、あめ市ということで事業を行っていただいておりますけれども、そちらのほうの助成ということで成果は出ているものと思います。 それから、起業の関係等の補助も実施しておりまして、そうした中では、創業を希望する皆さんへも補助ということで、できる限りの補助をしていくということで一定の成果はあるというふうに考えているところであります。 以上であります。
○議長(二條孝夫君)
中牧盛登議員。
◆16番(
中牧盛登君)
ボンネットバスですが、市民の認知度は分かりませんというんですが、このバスは市民の目につくところに止めてあるのか、市民が普段歩いているようなところを運行しているのか、その辺はいかがでしょうか。
○議長(二條孝夫君)
観光課長。
◎
観光課長(
志賀一夫君) お答えをいたします。 令和3年度におきましては、
東コースの2台運行しているうちの1台は
ボンネットバスということで、市内の循環コースを2回に1回は巡回をしている形になります。また、芸術祭の特別運行に際しましては、市内の本通り等も運行しておりますが、実際の認知の向上という部分ではまだまだ弱い部分ございます。今年度におきましても、各いろんなイベント等でのお披露目、活用等を検討しているところでございますが、コロナの状況等でなかなかかなわないということも状況としてございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
中牧盛登議員。
◆16番(
中牧盛登君) 申し訳ないが、全く答弁じゃないんで、それ。聞いている答弁じゃない。 このバス、市民の目につくところを走っていますかと聞いているんです。答えは、走っていませんですよ。 それから、このぐるりん号、周遊バスのバス時刻表なんですが、1号車、2号車ありますが、どちらが
ボンネットバスなのか、分かりますか。
○議長(二條孝夫君)
観光課長。
◎
観光課長(
志賀一夫君) お答えをさせていただきます。 まず、市内を走っていないという、市民の目についていないということでございますが、その辺につきましては、現在のコース等をまた見直す中で検証してまいりたいと思います。 それから、
ボンネットバスの運行の便の関係につきましては、第2便のほうが
ボンネットバスの運行となっております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) ほかに、商工費について御質疑はありませんか。
大竹真千子議員。
◆2番(
大竹真千子君)
成果説明書の117ページ、工業振興・
企業誘致事業についてお聞きします。 立地意向調査の調査対象200社のうちということなんですけれども、調査対象の200社というのはどのように選ばれているのかお聞きしたくてですね。 それから、2社に状況調査をしましたということで書いてあったんですけれども、状況としてはどうだったのかというのをまず一つお聞きしたいです。 それから、企業相談業務41件ということなんですけれども、相談内容なんであんまりお話しできない部分もあるかと思うんですけれども、状況としておおむねどんな感じだったというのはちょっとお聞きしたいです。 それから、改善点というのは全くないんでしょうか。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
商工労政課長。
◎
商工労政課長(
栗林幸夫君) 御質問にお答えいたします。
企業誘致の関係の意向調査業務の関係でありますけれども、こちらにつきましては200社ということで記載がございますけれども、この内容としましては、大町市を含めまして北安曇郡、それから安曇野市に本社または工場を置く企業を得意先とする企業、これを委託先のほうで抽出をしまして、電話アンケート方式でありますけれども、直接電話アンケートによって行っているものであります。 また、そのうちの2社に対する市からの取組ということでありますけれども、こちらにつきましては、産業立地戦略室のほうから直接、検討中あるいは計画中というような企業に対しまして直接電話で内容を聞いておりますけれども、結果的には既に1社については移転等をしたということで、もう1社についてはコロナの状況等もあって計画はちょっと延ばしているというような回答でありました。 それから、改善点につきましては、現在こうした委託の関係での意向調査、それから担当としても独自の調査を行っておりますので、独自の調査の内容につきましては、先ほども申し上げました雇用につながるような学術開発でありますとか、研究機関に対して、令和3年度では123社に対しての調査を行っておりますけれども、そうした調査の中で、引き続きやってまいりたいというふうに考えております。 それから、起業の相談の内容でありますけれども、こちらにつきましては、主に飲食業等が多いわけでありますけれども、そちらの起業に向けての当地での需要でありますとか、立地の条件等についての相談ということで、それぞれ相談員のほう、アドバイザーのほうで相談を受けながらアドバイスをしているという状況であります。 以上であります。
○議長(二條孝夫君) ほかに商工費について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 次に、款8土木費について御質疑はありませんか。200ページから217ページです。
平林英市議員。
◆10番(
平林英市君)
成果説明書の中の139ページ、安心・安全住宅リフォーム
支援事業、この問題についてですけれども、今までも市内の経済の活性化に相当寄与しているという、そういう答弁がありましたし、
中小企業の皆さんの仕事を増やすということで、非常にいいじゃないかということで進めてきたんですけれども、ちょっと昨年なんか、決算で見ると落ちているんですね。 1人の人が何回もこれをやりたいという場合、その場合、この期日というのは、期限というのはどのぐらいが期限になっているか、教えてください。
○議長(二條孝夫君)
建設課長。
◎
建設課長(松田紀幸君) お答えいたします。 申請された方が、交付金をいただいた方につきまして、どのくらいの間を空けてということですけれども、めどとしては3年ということで、今は考えているところでございます。
○議長(二條孝夫君)
平林英市議員。
◆10番(
平林英市君) これは非常にいい事業だということで、私は評価を受けております。使った人にとって非常によかったということですんで、今、3年という答弁ありましたけれども、やはりもうちょっと短く使いたいという人も出てくると思うんですよ。そういうことも今後検討していっていただきたいなと思うんですよ。 それから、個人事業者にとっては事務手続が煩雑で、非常に大変だという話も聞いています。そういうところも、案外簡易にできるような、そういう方向の検討というのはできないでしょうか。その2つについてお答えください。
○議長(二條孝夫君)
建設課長。
◎
建設課長(松田紀幸君) お答えいたします。 もう少し煩雑な事務を簡略して多くの方に利用していただければという御要望かと思いますけれども、一つの制度として、一つのスパンをやっぱり3年というふうに考えておりまして、その中ではどんどん社会情勢も変わりますし、それから制度の内容も今変えてきている、そういった状況でございます。 その中で、やはり多くの方にこういった制度を利用していただきたいということで、いろんな促進を、例えば広報ですね、そういったものもしっかり今はやっているところでございます。今後も、これで今回の制度が令和2年からですので、3年目に今年は当たりまして、次年度以降、また新しい制度の取組をしていこうという形では考えておりますが、現段階では、新年度予算に向けてどういった形で制度をつくっていくのか、それともこのまま、今までの制度のまま続けていくのか、そういったことも検討して、多くの方に利用いただけるような制度を考えていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
平林英市議員。
◆10番(
平林英市君) 今の
建設課長の答弁では、今後も継続できる事業だということだと思いますけれども、よく言われますけれども、時限的な事業であるので今後検討していく必要があるということをよく言われますけれども、今の答弁を聞いていると、継続はできるということでしょうか、その辺をはっきりお願いします。
○議長(二條孝夫君)
建設課長。
◎
建設課長(松田紀幸君) お答えいたします。 この予算を、23年度から制度をつくりまして取り組んできておりますけれども、その中で、やはり要望が多いということはしっかりとデータ的にも残っております。 この制度を続けていくことが、中小の企業の皆さんにとっても非常に効果があるんではないかというふうに考えておりまして、実際、昨年度の、この令和3年度の決算を見ましても、約7倍の補助対象額と言いますけれども、あったということで、非常に多くの金額が事業としてなされているというふうに考えております。 今後ともこの制度をどうやって皆さんに周知していくかというのも含め、制度設計をしっかり組み立てて、それが今後続くのかどうかというのは、また検討する中でしっかりと定めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 土木費について、他に質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 次に、款9消防費について御質疑はありませんか。216ページから223ページまでです。 〔発言する者なし〕 次に、款10教育費について御質疑はありませんか。222ページから265ページまでです。
山本みゆき議員。
◆7番(
山本みゆき君) 主要な施策の
成果説明書の146ページ、奨学金事業についてお聞きいたします。 本年度の新規貸付け、3年度の利用状況として、新規の貸付け、現況がゼロ件ということなんですが、利用がないことに対する検証はどのようにされているのでしょうか、お聞きいたします。
○議長(二條孝夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(
平林政規君) 御質問にお答えいたします。 奨学金の新規貸付け状況が令和3年度ゼロ件ということで、その辺についてどう考えるかという御質問でございます。 こちらの奨学金ですが、他の併用をする場合は、市の奨学金の利用ができないということでありますので、令和3年度につきましては、ほかの奨学金等を利用した方がうちの奨学金、市の奨学金ですね、申請がなかったということですので、そのような見解をしております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
山本みゆき議員。
◆7番(
山本みゆき君) 併用ができないということなんですけれども、せっかくこの事業としてあって、やはり利用がないというところ、前年からの改善点もなしということになっておりますが、月額の貸与の金額とか、あとまた、制度自体の見直しというものは、することは考えておられないのでしょうか、お聞きいたします。
○議長(二條孝夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(
平林政規君) 御質問にお答えします。 市のこの奨学金制度でございますが、ほかの制度を補完するための制度でございますので、見直し等をする予定はございません。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) ほかに質疑はありませんか。
大和幸久議員。
◆12番(
大和幸久君) 主要な成果の156ページ、公民館分館整備助成事業。秋葉林の公民館で58万円ほどの支出がありますが、これは、市民活動推進係のほうでも同じような事業をやっているわけですが、改めてここで、ここの予算で、教育委員会の予算で実施するという点、重複の点と含めて、どのような考え方で実施しているのか、説明ください。
○議長(二條孝夫君) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(
牛越秀仁君) お答えいたします。 施設改修につきましては、現在、私ども教育委員会のほうでのこの事業でしか該当にならないということで、私どものほうでこの事業を進めております。 以上です。
○議長(二條孝夫君) いいですか。
大和幸久議員。
◆12番(
大和幸久君) 施設改修という考え方でいくと、これしかないという。例えば、公民館の屋根の塗装工事とか、こういうものは市民係のほうでもやっているんですけれども、生涯学習課の事業として、公民館の外壁の修復等はこちらの担当になるということですか。そのすみ分けってどうなっているのか、ちょっと説明ください。
○議長(二條孝夫君) どうですか。生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(
牛越秀仁君) お答えいたします。 基本的には、私ども、これを使っている財源の違いということで、窓口が変わってくる部分もございます。市民活動支援係のほうは宝くじ助成かと思いますけれども、すみません、私どものほうの認識ではそういう認識でございます。 以上です。
○議長(二條孝夫君)
まちづくり交流課長。
◎
まちづくり交流課長(坂井征洋君) お答えいたします。 コミュニティー助成につきましては、市町村活性化センター等からの補助、助成によってということですが、なかなか競争率が高いというところもあって、こうした別の、生涯学習のほうでも事業を行っていると、そういう状況になっております。 以上です。
○議長(二條孝夫君)
大和幸久議員。
◆12番(
大和幸久君) 公民館の老朽化とか、結構各地で問題になっていまして、そういった点から、市民から見ると非常に分かりにくいと。どこ、屋根の塗装は市民活動推進課のほうで受け付けていますのでそっち側に。外壁は生涯学習課のほうなのか。やっぱりこの辺は交通整理して、市民から分かりやすくしたほうがいいと思うんですが、その点についてはどんなようなお考えなのか、その辺について決裁できる方の答弁を求めます。
○議長(二條孝夫君)
総務部参事。
◎
総務部参事(
田中久登君) お答えいたします。 市民活動サポートセンターという立場から答弁させていただきますが、この制度につきましては、例えば自治会から相談があった場合、建物の改修をしたいという相談があった場合には、こういった、今、御質問にありましたような生涯学習課の制度あるいは宝くじの助成を活用した制度がありますよという御案内をしております。その上で、自治会としてどう判断するかということになろうかと思います。 先ほど、
まちづくり交流課長から答弁いたしましたが、宝くじの助成を活用したコミュニティーの助成金、これは、金額の単位は大きいんですが、かなり採択になる確率というのが非常に低いということで、なかなか採択になる例がないというのが現実であります。そういった中では、相談があった場合には生涯学習課の制度について御案内をしているという状況でございます。 以上です。
○議長(二條孝夫君) ほかに教育費について御質疑はありませんか。傳刀議員。
◆3番(傳刀健君)
成果説明書の155ページのエネルギー博物館についてちょっとお伺いしたいんですけれども、事業の成果に載っています、自主財源となる入館者が6,304人であったということです。この人数は有料入館者数ということでよろしいでしょうか。
○議長(二條孝夫君) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(
牛越秀仁君) お答えいたします。 この入館者数につきましては、
子どもたち、小学生等も含まれます。基本的には無料という対象者も含まれた数でございます。 以上です。
○議長(二條孝夫君) 傳刀健議員。
◆3番(傳刀健君) そうすると、有料の入館者数が幾らだったのかということと、6,304人がどうして自主財源につながるのか、その辺の説明してください。
○議長(二條孝夫君) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(
牛越秀仁君) 大変失礼いたしました。
成果説明書の6,304人という記述ですね、これにつきましては、全て有料の入館者数でございます。すみません、私、先ほどの答弁を訂正させていただきます。
○議長(二條孝夫君) ほかに教育費について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 次に、款11災害復旧費、款12公債費及び款13予備費について御質疑はありませんか。264ページから267ページまでです。 〔発言する者なし〕 議案第42号全般について御質疑はありませんか。
大和幸久議員。
◆12番(
大和幸久君) すみません、衛生費で2点ほど落としているのでお願いします。 すみません、1点目は、主要な成果の84ページの環境調査事業です。 ここのところに、地下水位の観測というのがありますけれども、常盤事業所の井戸というのは、これ、どこの井戸を指しているのか。どんな調査をされているのか、説明ください。 それから、87ページの自然エネルギー活用推進事業。ここでは太陽光の発電事業に関して、事前相談件数18件とありますけれども、この事前相談の制度というのが、事業者は大体1週間前に大町市に内容を届け出ればいいというような内容になっていますけれども、実際に住民のサイドでは、その時点で分かってももう対応が間に合わないと、いろんな問題があります。 特に昨年度の中では、住民の合意が得られたという報告書が市に上がっているんですけれども、実際にはその住民の合意が得られていなかったという事実が判明しております。そういった問題を解決するために、どのような対応が必要と考えているのか、見解を伺いたいと思います。 以上2点です。
○議長(二條孝夫君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(笠間博康君) 御質問に順次お答えをさせていただきたいと思います。 まず1点目の環境調査事業、こちらのほうの地下水につきましては、常盤につきましては、近藤紡績所、こちらの井戸になりまして、調査の内容としては水位を測定していただいておりまして、そちらの水位測定のデータをうちのほうに御提供いただいているという形になります。 それと2点目の太陽光発電、こちらのほうの御質問ですが、事前相談制度につきましては、工事着手の30日前、大きな場合にはもう少し前というような形の十分な準備期間を取っていただいて、その事前相談があった段階でその地域の皆様にちゃんと相談をしていただくとか、説明会の開催とかをしていただくように市のほうでは指導のほうを行っております。 事業者のほうで提出した書類につきまして一部誤った記載があるという点につきましては、現行、私ども、事業者のほうで故意に違う書類を出してきているという認識を当初持っておりませんでしたので、そういった内容についても逐一裏を取るといいますか、確認を取っているということではございませんが、そういう話があれば、しっかり事業者のほうに確認をさせていただいて、太陽光発電事業全体の信頼性にも関わる問題になりますので、しっかりと住民の皆様には説明していただいて、行政のほうに提出する書類についてもしっかりと事業者のほうで正しいものを提出するように指導をさせていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) どうですか。
大和幸久議員。
◆12番(
大和幸久君) 井戸の調査の件ですけれども、これ、例えば、
サントリーさんなんかは地下水をくみ上げして営業が始まっているわけですけれども、これが中信平の地下水に影響するという、そういう危惧を持たれている市民も結構多いんですけれども、そういった危惧に応えるためにも、
サントリーさんの井戸の水位等もきちんと調査をしていく必要があると思うんですか、その点についてはどのようなお考えか、説明ください。 それから、太陽光事業の関係ですけれども、これ、一番問題は、確かに大町市のほうは業者に対してちゃんと説明してくださいと指導はされていると思うんですけれども、それでは業者のほうが都合のいいように解釈してやってしまうということが、住民合意が得られていないのに得られているという報告書で、行政もそれを見過ごしてしまう、こういう事態が出ていると思うんです。その点でやはり市民のほうから、もっと行政が責任、市のほうが責任を持ってやっていただきたい。 例えば、事前の相談があった時点で、大町市が、市のほうが住民、自治会等に対してこういう計画が事業者から出ていますと。ついてはきちんと説明を受けて、こういう内容については、市のほうが説明をして、住民側に説明をしていくというようなプロセスが必要かと思うんですが、そういう点については業者任せにしないできちんと市のほうが、こういう内容が出ていますということを住民に説明するというようなことが必要ではないかという指摘も市民から上がっております。その点についてはどのようなお考えか、説明ください。
○議長(二條孝夫君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(笠間博康君) 御質問にお答えいたします。 1点目の
サントリーさんにつきましても、地下水、井戸を幾つも持っておりますので、今後についてはそういった地下水位の変動等の調査について御協力いただけないかという点については御相談をさせていただきたいと思います。 影響につきましては、くみ上げる揚水量自体が、飲料水の工場というのは非常にこう、何ていうんですかね、対外的には目立つんですが、地下水の使用量としてはそれほど大きいものではないので大きな影響はないんじゃないかというふうに、現在のところでは考えております。 それと、太陽光発電の関係で、市のほうが、計画があった段階で自治会長さんなり、自治会のほうとの連絡役ができないかというような趣旨の御質問だと思うんですが、あくまで太陽光発電については事業者の事業活動でございますので、そちらのほうに現時点では市のほうで深く関わって推進をするという形で取られるということもございますし、事業者の仕事を手伝うというような形にも取られかねないと思いますので、現在のところ、市が自治会と事業者の間に全ての案件について立って話を進めるということは考えておりませんが、御指摘ございましたように、中には地元の皆さんの御理解がしっかり取れているかどうか分からないような事例もございますので、そういう事例が判明した際にはしっかり事業者のほうに、地元の皆様に御説明をして御理解をいただいて、当然、その地区の皆さん全員から了解が得られるというものではない可能性もございますが、その辺はしっかり丁寧に御説明をして自治会全体の判断として御理解をいただいて進めるように指導していきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) どうですか。
大和幸久議員。
◆12番(
大和幸久君) 太陽光事業に関してですけれども、実際には、行政、市の態度というのは非常に業者任せ、業者に全部やってちょうだいよと、こういうところが非常に、住民から見ると見えるんですね。だけれども許認可は一応大町市が権限を持っているわけでして、やっぱりその立場からいったら、きちんと、ちゃんと説明ができているのか、住民から見ると、突然、事業者の営業マンみたいなのが訪ねてきて、これについてどうですか、いいか悪いかこの書面で答えてくださいというようなことを直接やられちゃうと、住民というのは非常に、1対1では、そういう場面では自分の思うことをきちんと述べられないと、伝えられないというようなことが非常に多いわけです。そういう点も防ぐためにも、やっぱりきちんと事前に届出があった時点で、行政として住民のほうにその旨を伝えると、こういったフォローは必要かと思うんですが、その点はどうでしょうか。
○議長(二條孝夫君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(笠間博康君) 御質問にお答えをさせていただきます。 議員御指摘のように、地元のほうから突然業者が来たけれども、どういうふうに対応すればいいんだというようなお問合せが市のほうに寄せられる場合もございますが、基本的には、そういった際には事業者のほうにも丁寧に説明するということを求めるとともに、自治会役員の皆様には、こういう制度で、取りあえず市のほうで地元の皆さんの御理解を得ながら事業を進めていただきたいということで自治会に説明をするようにお願いをしているということで御説明をさせていただいております。 太陽光発電につきましては、届出制度、要綱でつくってはございますが、許認可という点で申しますと、市のほうでは直接生活環境課のほうで許可するというような事業にはなっておりません。その辺がかなりグレーで問題な部分ではあるかと思いますが、事業者のほうにはまず事業の経過、こういう形でお伺いしたという内容についてもしっかり自治会の皆様には御説明していただいて、御理解を得ながら丁寧に説明をして進めるように指導をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(二條孝夫君) 議案第42号について、他に御質疑はありませんか。
降旗達也議員。
◆4番(
降旗達也君) すみません。消防費の部分に対してちょっと落としてしまったのでお願いしたいと思います。 多分、144ページですね、説明資料でいうと。多分、防災対策一般経費の部分になろうかと思いますけれども、防災士について進めていこうという部分があろうかと思いますけれども、この消防費の部分を一生懸命見ても、防災士に対してというワードが全く出てきていないんですけれども、防災士育成に対してどのような考えをお持ちなのか、お伺いしたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
危機管理課長。
◎
危機管理課長(飯嶋大治君) 防災士についてお答えいたします。 防災士につきましては、自主防災連絡会というものがありまして、その中の部会として防災士を育成しているという状況でございます。市としましては、自主防災連絡会につきまして補助を出して支援をしているというような状況でございます。 以上です。
○議長(二條孝夫君)
降旗達也議員。
◆4番(
降旗達也君) 分かりました。補助を出しているというぐらい。 防災士に関しては、国土強靱化計画の中にも、多分人数とかがしっかりと記載がされていたりだとか、そういったワードがしっかりと載っているので、こういった部分としっかりと、大きい計画としっかりリンクをさせていかなければいけないと、私は思っているんですけれども、そういった部分に関して、今後載せていくだとか、そういったお考えはあるのか、お伺いしたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
危機管理課長。
◎
危機管理課長(飯嶋大治君) 現在、防災士の皆さん、増やす予定で事業を進めております。補助金もその分増やしておるんですけれども、実際その防災士を育成するに当たって、今、松本大学さんのほうへ受講するような形を取っております。ただ、近年コロナの関係で、養成講座のほうが中止になっておりまして、出せていないのが実情です。 今後、その育成講座が開催されるようになりましたら、自治会の皆さん、自主防災会の皆さんに御周知をさせていただきながら人数を増やしてまいりたいというふうに考えてございます。 以上です。
○議長(二條孝夫君)
降旗達也議員。
◆4番(
降旗達也君) ごめんなさい、防災士を増やしてほしいのはやぶさかではないんですけれども、ここに記載を今後していくつもりはあるかというような、ちょっと私、質問をさせて。そういった大きい計画と整合性を取って記載をしていっていただきたいという、いくべきではないかという話をさせていただいたんですが、ちょっと答弁が少しずれたようなのですが。
○議長(二條孝夫君)
危機管理課長。
◎
危機管理課長(飯嶋大治君) 申し訳ありませんで、ちょっとずれておりましたが、計画のほうとリンクさせるようにしてまいりたいと思います。 以上です。
○議長(二條孝夫君) ほかに議案第42号について御質疑はありませんか。
大竹真千子議員。
◆2番(
大竹真千子君) すみません、落としていたら申し訳ないんですけれども、今、LINEを使ったりとかSNSツールとか、デジタルツールを使って市の情報を発信しているものが幾つかあると思うんですけれども、そういったものの成果というのはどこになるのか、ちょっと広聴広報なのかななんて思って見ていたんですけれども、特になくて、ほかにどこかで成果を検証しているところというのはあるんでしょうか。
○議長(二條孝夫君)
情報交通課長。
◎
情報交通課長(
松井聖徳君) ただいまの御質問にお答え申し上げます。 主要な施策で申し上げますと、ページ24ページの電子自治体構築事業の成果の中にございます。市民向け、保護者向け、消防団向けなどのメールに加え、ウエブサイト、ツイッター、LINEというような形で、ここに事業成果を載せてございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。ほかにありますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔発言する者なし〕 御異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 日程第1の途中でありますが、ここで11時25分まで休憩といたします。
△休憩 午前11時07分
△再開 午前11時25分
○議長(二條孝夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第1の議事を継続いたします。 次に、議案第43号 令和3年度大町市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いをします。 〔発言する者なし〕 よろしいですか。 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 次に、議案第44号 令和3年度大町市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いをします。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 次に、議案第45号 令和3年度大町市
公営簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いをします。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第46号 令和3年度大町市
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いをします。 〔発言する者なし〕 質疑ありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第47号 令和3年度大町市
温泉引湯事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いをします。 〔発言する者なし〕 質疑ありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第48号 令和3年度大町市
公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いいたします。 〔発言する者なし〕 質疑ありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第49号 令和3年度大町市
農業集落排水事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いします。 〔発言する者なし〕 質疑ありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第50号 令和3年度大町市
病院事業会計決算の認定について、御質疑はありませんか。歳入歳出全般についてお願いします。
大和幸久議員。
◆12番(
大和幸久君) 全般的に収益の改善が見られて、経営的にはかなり安定しているというような総合評価のようであります。
監査委員の審査意見の中では、将来にわたって安定的に健全な病院経営が行われるよう明確な経営ビジョンを持ち、引き続き経営改善に取り組まれたいと、こういう指摘があります。大町病院に関しては、西棟の対応をどうするかとか、大きな課題が残されてきているわけで、その辺についての方針についても明確化していく必要があるかと思うんですが、そういった点についての経営ビジョン等の将来にわたるビジョンづくり、そういった件に関しては、令和3年度の中ではどのような検討をされてきているのか、説明いただきたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
病院事業管理者。
◎
病院事業管理者(
藤本圭作君) 御質問にお答えいたします。 今年の3月なんですけれども、一応今までの経営改善計画が終了いたしまして、新たに当院のビジョンを作成しようということで幹部以上の先生方に集まっていただきまして、10年後のビジョンというものをつくりました。そのビジョンを達成するために、3年後はどうするかということも、それからこの令和4年度はどうするかということを、計画を立てた次第でございまして、その10年後のビジョンなんですが、一番のメインは病院を建て替えるということでございます。ということで、10年後に大町病院を建て替えるという方向で、そうするにはどうすればいいかということを、計画を立ててやっていくつもりでいます。 以上です。
○議長(二條孝夫君)
大和幸久議員。
◆12番(
大和幸久君) 経営改善が見込まれて、改善されてきているというのは、一部でコロナ関係の補助金等もあって、そういう面での、コロナが過ぎれば、10年20年のスパンでは自前でやっていかなきゃいけないというようなことも想定されるわけですが、そんな関係、どのようなお考えでビジョンの策定をされたのか、説明ください。
○議長(二條孝夫君)
病院事業管理者。
◎
病院事業管理者(
藤本圭作君) お答えします。 御指摘のとおり、確かに医業外収益がかなり潤っていて、かなりいろんな借金等を返しているわけなんですけれども、このコロナが果たして終息するのかどうかということもあるわけですが、当院としましては、新興感染症に対する拠点病院という使命を継続しながら、それ以外の医業収益を上げるということでいろいろと考えておりまして、医業収益を上げるにはまず収入を上げなきゃいけないということで、収入を上げるにはどうするかというと、やはり医師を増やして、ただ増やすだけで収入を上げなきゃ意味がないんで、外科系を中心とする医師の確保、それから働き方改革ということがございますので、医師がメディカルスタッフの、医師への業務負担軽減、そういったものを計画しながらやっていこうというふうに思っております。そういうことで収益が増えていけばいいのかなと。 あと、それから健診事業、これも少し増やしていかなければいけないということで、令和4年度上四半期ですけれども、医業外収益が減っている中でも外来の患者数、入院患者数も増えておりますし、収益も上がっているので、そういった方向性で積み上げていけばいいかなというふうに、今は考えております。
○議長(二條孝夫君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第42号から議案第50号までの9議案は、決算審査特別委員会に付託をいたします。
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△日程第2 請願・
陳情文書報告---------------------------------------
○議長(二條孝夫君) 日程第2 請願・
陳情文書報告を議題といたします。 請願・陳情は、配付の文書表のとおりであります。請願・陳情につきましては、お手元に配付の付託表のとおり所管の常任委員会に付託することといたします。
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△日程第3
人権擁護委員候補者の推薦について
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○議長(二條孝夫君) 日程第3
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 本件につきましては、お手元の配付文書のとおり、
市長から意見を求められております。本件について御質疑、御意見はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。
人権擁護委員候補者の被推薦人1名について、適当と認めるとの意見を付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(二條孝夫君) 御異議なしと認めます。よって
人権擁護委員候補者の被推薦人について適当と認めるとの意見を付することに決定をいたしました。
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△日程第4
例月出納検査報告(4月、5月、6月)
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○議長(二條孝夫君) 日程第4
例月出納検査報告を取り扱います。
例月出納検査報告が
監査委員から提出されておりますが、これについて御発言はありませんか。
大和幸久議員。
◆12番(
大和幸久君) 例月報告とは直接関係ないわけですが、
監査委員の見解を伺っておきたい事例があります。 下水道事業の受益者負担金についてですけれども、本年6月議会で、差額分については事業終了時点で精算するという答弁がありました。対象事業費が確定していないのであれば、過大徴収分14.8億円分は前受金に計上して管理しなければいけないというふうに考えるわけですが、この点について
監査委員の見解を伺いたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
監査委員事務局長。
◎
監査委員事務局長(
市河千春君) ただいまの御質問にお答えします。 決算書に関する御質問だということでございますが、まず、議員御指摘の受益者負担金に過大徴収があるという御指摘でございましたが、あいにくその前提となる根拠がございませんので見解を述べることはできない状況でございます。 ちなみに、下水道の受益者負担金につきましてはかねがね議論があるところでありますが、国の指導等によりますと、処理区域内全ての整備が終了した時点におきまして事業費をまず確定すると、そして差額が生じたものにつきましては精算を行うというようにされているというふうにお聞きしております。今回、決算審査におきまして、当市の公共下水の整備率は89.5%というふうにお聞きしておりますことから、この整備率が100%となった時点において精算行為が行われるものと承知をしております。 したがいまして、現時点では、過大徴収金徴収分はないものと認識をしております。 以上であります。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。他に御発言はありませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(二條孝夫君) 御発言がありませんので、この件は以上で終了といたします。 以上で本日の日程は全て終了をいたしました。 本日はこれをもって散会といたします。御苦労さまでした。
△散会 午前11時37分...